レビューについて

本サイトのレビュー内容は筆者による主観的評価です。評価は5点満点で、それぞれの評点の内容は以下の通りです。

★★★★★:筆者のオススメ、ぜひ使ってみて欲しいアイテム
★★★★ :そのアイテムに求める機能を充足し、特定の面で+αの使用満足度
★★★  :そのアイテムに求める機能を凡そ充足
★★   :期待する使用感に満たないアイテム
★    :使用して個人的に何らかの問題を感じるアイテム

ランシューズのレビューにおいては以下の評価軸を基準とします(筆者のスペックはAbout記載の通り、身長172cm・体重62kg、フルマラソンPB 2時間58分です)。

評価軸①:フィット感

フィット感の無い靴は着地のブレにつながり、動きのロス及び故障の原因となります。フィット感は主に

  1. 踵のフィット感:足を曲げた時に踵が緩く足が抜ける感覚がないか
  2. 靴底のフィット感:足裏がソールからはみ出る感覚がないか、逆にソールが足裏に対して大きすぎて遊びを感じないか。また足を曲げた際に靴底の屈曲点が足の屈曲点とあっているか
  3. アッパーのフィット感:アッパーの締め付けが程よいものであるか

の点で評価します(重要度は1.>2.>3.)。

筆者は踵のホールド感が強く、細身でタイトフィットのシューズを好みます。但し、一部メーカーのレーシングシューズに見られる足裏の土踏まず以後がソールからはみ出す感じは好みません。「3.アッパーのフィット感」については、キャタピランのようなコブ付きゴム製靴紐を使うことで解決することが多いです。筆者はほぼ全ての靴にキャタピランを使用するため、フィット感に関するレビューもキャタピラン装着前提で記述しています。

評価軸②:安定性

着地時に足裏及び膝がブレる感覚がないか。これはソールが足裏に対して小さすぎる場合や過度なクッション性にも起因するため①及び③と関連することもあります。

評価軸③:クッション性

シューズが想定する目標タイムに適したクッション性を有しているか。同じタイムで走れるのであれば、足の負担が少ないクッション性を有するシューズの方を評価します。

評価軸④:反発力

接地時に、シューズが想定する目標タイムに応じた反発力を返してくれるか。足の疲労感が同じであれば、反発力の高いシューズの方を評価します。

評価軸⑤:重量

シューズが想定する目標タイムに応じた重量設定であるか。重量の数値そのものよりも実際に履いてみて感じる体感重量を重視します。