腰のバックポケットの収納力・固定力が抜群。細身デザインで足捌きも良好。冬場のラン・トレーニングはこれ1枚で完璧
評価 ★★★★ 4/5
以前、冬場のトレーニングパンツとしてNikeのGyakusouユーティリティタイツを紹介しました。筆者もこれまで同タイツを冬場のウェアとして愛用していましたが、昨シーズンからノースフェイスの「バーブライトニングパンツ」に乗り換えています。
こちらのパンツですが、同じく以前紹介したノースフェイスの夏場のトレーニングウェア「フライウェイト・レーシング・ベリーショート」の冬用といった所です。
冬用ランニングパンツに求める要件
筆者が冬用ランニングパンツに求めるものは以下3つ
- 収納力
- 洗濯物アイテム数の削減
- 足捌き
です。それぞれ「収納力」はiPhone Xが腰の中央の揺れにくい位置に収まること、「洗濯物」に関しては1着だけで着られること、「足捌き」は字義通りトレーニングの妨げにならない動きやすさです。
NIKEユーティリティタイツの欠点
これまで愛用していたNIKEユーティリティタイツですが、以下の課題がありました。
- Gyakusouという限定ラインのため高価かついつでも入手できるわけではない
- シーズン毎にデザイン・ポケット等の機能が変わるため、シーズンによっては「ハズレ」の年がある
特に後者の点がここ数シーズン問題でした。
iPhone Xという重量物を持って走るには腰のバックポケットの中心に据える必要があるのですが、直近のシーズンのデザインは腰の中央にウィンドブレーカーを収納するタイプ。iPhoneは左右のポケットに入るようになっていたのですが、重量物を左右どちらかに偏って所持すると動きのバランスが崩れて気になります。
バーブライトニングパンツの収納スタイル
バーブライトニングパンツは上の写真の通り、腰部に3つのバックポケットがあります。ウェアのウエスト部分にメッシュポケットが直接縫い付けられているというノースフェイスのランパンツの定番スタイルですので全く揺れません。
ちなみに★が5個ではなく4個の理由ですが、夏場のフライウェイト・レーシング・シリーズのようにフロント側にポケットが付いておらず、収納力に劣る点で減点としています。
入手の容易さ
Nikeの限定ライン「Gyakusou」の商品と違い、バーブライトニングパンツは定番商品なので毎シーズン入手が容易です。価格も1万円強と安くはないですが、Nikeの限定ラインほどではありません。Amazonでもノースフェイスの直営通販でも買えます。
保温性
筆者は東京都在住ですが、1月~2月の真冬のトレーニングでもこれ1枚で大丈夫です。ちなみにノースフェイスのフライウェイト・レーシング・ベリーショートのようにインナーパンツは縫い付けられていないので、アンダーウェアの着用は必要となります。
足捌き
写真では少しわかりにくいですが、生地はストレッチ性のある素材で動きへの追従性が高いです。デザイン的にもくるぶしに向かってテーパードされたシルエットですので足の動きの邪魔になりません。
まとめ
筆者の現在の冬場のトレーニング・スタイルは
- (トップス)Patagonia キャプリーン・サーマルウェイト
- (パンツ)ノースフェイス バーブライトニングパンツ
- (その他アクセサリー)グローブ・キャップ・Garmin腕時計
というものです。走り始めはやや寒いですが、動いているとちょうど良くなってきます。
冬場はトレーニングに出るのも億劫になりがちですし、着込むことで洗濯物アイテム数も増えてしまいがちです。このパンツを使って、冬場のメインレースに向けて快適なトレーニングを!
ではまた。