アイアンマンセントレア2018参戦・完走記│タイム5時間22分

アイアンマンセントレア2018参戦・完走記│タイム5時間22分

今年で4回目の参加となるアイアンマンセントレア。

いわゆるアイアンマンの距離の半分のハーフアイアンマン(スイム1.9km、バイク180km、ラン21km)ですが、北海道で開催されていたアイアンマンが不開催となった今、日本で唯一のアイアンマンブランドの大会です。

主会場が中部国際空港と全国から集まりやすく、東京からも土日だけの週末参加が可能なこともあり、多数の参加者を集めています。筆者が所属するチームからも最多の参加者が集う大会です。

リザルト:5時間22分(150位台/1,492選手中)

完走タイムは昨年の5時間15分から▲7分後退。ただしトライアスロンは自然環境の影響をもろに受けるので、毎年コース難易度は変わります。今年は波・風・暑さともに厳しく、難易度は高かったと言えるのではないでしょうか。

スイム:42分

スイムは昨シーズン後半から毎週の練習会に通い始めていたのでどこまでタイムが伸びるか楽しみな種目でありましたが、結果は昨年▲2分と後退…。

ただ、今年は特に復路の波が高く、周囲も軒並みタイムを落としたとのこと。弱めの2ビートキックを打ちつつ、適宜泳ぎのペースが合う泳者の左脇についてヘッドアップ回数を抑えて泳ぎ切ったので、体感的な疲労度は例年よりかなり少なかったのも事実。

昨年は脚が攣ってましたが今年は大丈夫でもあり、スイムの腕前が上達したと信じたいところ。

バイク:2時間47分

バイクコースは前半65kmが湾岸の工業地帯のド平坦、後半25kmがカーブと起伏の多い田園地帯と極端なコースプロファイル。前半で飛ばしすぎると後半の登りで辛い思いをするため、前半を出来るだけ抑えて入るように心がける。

狭いコースに多数の参加者が押し寄せるため、必然的にドラフティング気味になってしまいますが、落車(今年も怪我人が出た模様です)リスクを回避するために、集団は抜ききるか敢えて後ろに下がるかで単独走を意識。

後半の田園地帯では登りと強風が相まって、かなり脚を削られましたが、コースコンディションが悪い中で去年より2分短縮の仕上がり。

昨年との装備の差として、パワーメーターの導入と64mmのディープリムホイール、チューブレスタイヤを追加投入。

パワーメーターは運動強度の維持(出力出し過ぎず・抜き過ぎず)に役に立ち、上記アイテム群で一番の投資効果を感じました。

ディープリムの効果はわかりにくかったですが、チューブレスタイヤは5.5気圧の低圧運用が可能で振動吸収性が抜群なので、レース後半の疲労度低減に間違いなく貢献しています(これまではブチルチューブのチューブレスタイヤに8.5気圧~9気圧で運用)。

ラン:1時間41分

ランは自信のあるパートなのですが、年齢による衰えとトライアスロンに比重を移したことでの体重増で今年はサブ3から陥落しているので抑えめに入ることに。

昨年の1時間34分から▲7分後退のリザルトですが、これが今の実力と思います。

ランコースは13km地点までアップダウンの激しいトレラン風コース、それを超えると護岸地区の平地コースに移ります。余力が残っているうちにアップダウンをペースダウンせずに走り切るのがコツと思ってますので、登りも下りも4:45/kmのペースを目標に刻んで行きました。

16km過ぎで暑さと疲労から5:00/kmの維持も難しくなりましたが、身体に刻み込まれているフォームを呼び起こして何とかペースを維持。いつも思うのですが、トライアスロンのランパートの後半は、気合と身体が覚えているフォームを無意識下でどれだけ再現できるかで決まります。

まとめ

トライアスロンにおける「良いコース」の定義は難しいのですが、毎年難易度が高いと感じるセントレア。苦しいコースほど完走し終えた時の喜びも大きいので、その意味では楽しいコースなのかもしれません。チームメンバーとも交流出来る良い機会ですので、また来年も参加したいと思います。

ではまた。


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