東京マラソン2018完走|リザルト3時間4分でサブ3ならず

東京マラソン2018完走|リザルト3時間4分でサブ3ならず

開催12回目にして東京マラソン初参加。11回連続落選して当選する気がしなかったので、今年は早々とチャリティ枠に申し込みました。

リザルト:3時間4分でサブ3ならず


いきなり結果から書きますが、ゴールタイム約3時間4分と目標としていたサブ3に4分ちょっと届きませんでした。ハーフ折り返しがほぼ1時間29分で貯金がなかったので、ポジティブ・スプリット(前半の21.1kmの方が後半の21.1kmより速いタイムとなること)型の筆者としてはハーフ通過あたりから黄信号を感じていました。

これまでサブ3を達成出来てる時は、3時間のペーサーのちょっと前の方を走り、だいたいハーフで2分くらい貯金を作っていました。今年は一度もペーサーの前に出る事も出来ず、36kmの泉岳寺折り返しで脚が売り切れてしまいほぼ終了。あとは気力でゴールしました。

コース感想


設楽選手が日本新記録を出し、他の選手も2時間10分切りを連発したことから記録が出やすいコースであることは間違いありません。スタートから5kmは下りっぱなしでペースを作りやすく、アップダウンも15km〜25km間にある幾つかの橋の登り降りしかありません。

ただ都市レースの宿命として直角コーナーがかなりあり、地味に脚を削られます。無風〜微風という条件が整えばほぼ一本道の板橋CITYマラソンの方が記録が狙いやすいのではないかと思います。
補給はとても充実してるので、焦って手前に殺到せず奥の方のテーブルを狙うと上手くいきます。

レース参加の準備(来年への備忘、初参加の方への情報として)

スタート直前まで暖を取れるエリートランナーと違い、市民ランナーはスタート前1時間弱のあいだ寒いスタート地点で待ちぼうけです。ここではしっかり防寒対策をしないと凍えきった身体でのスタートとなります。

(寒空の下、この状態で1時間弱待機です。地面に座りこめば体力を温存出来ます)

筆者はエキスポで買ったアシックスのポンチョを持参していましたが不十分でした。上半身は良かったですがポンチョでは脚が剥き出しなので、スタート地点では脚が寒さで震えながらの待機でした。

周囲の熟練参加者は、脚まで覆われるレインコートの着用や、登山専門店で売っているエマージェンシーブランケットで全身を覆い地面に座って待機していました。或いはスタート時に捨てる覚悟で使い古したジャージを装着していました。私も来年参加するならこれら装備を用意しようと思います。

レースの反省点

レースの反省点をあげるとすれば3点

  1. クロストレーニングに依拠しすぎてランの練習不足であったこと
  2. サブ3ペーサー及びペーサーに続いて形成される集団との距離を開けすぎたこと
  3. ウェイトコントロール

以下、それぞれ説明します

クロストレーニングのみでは走行距離は補えない?


直近6ヶ月の走行距離です。12月〜1月は帰省したタイミングで割と走り込むことが出来ましたが(もとい実家では「走る」以外の練習のしようがなかったのですが)、他の月はサブ3を目指すには少なすぎる距離です。

今期からトライアスロンに主軸を移しつつありましたので「ラン:バイク&スイム」の練習時間を「1:1」とすることをターゲットとしていました。ですので走っていない間もスイム・バイクで肺活量や体幹、脚の筋肉は鍛えていたのですが、やはりクロストレーニングだけで何とがなるものではありませんでした。

もちろんクロストレーニングをしていたから怪我なくシーズンを過ごせましたし、サブ3からのタイムの悪化を4分で食い止められたとも言えます。

ペーサーとの距離はどの程度がベストか?

(これは別年度の写真ですが、ペーサーは視認性のためにバルーンを付けて走ってくれます)

サブ3〜サブ4となるとそれを目標にしているランナーは多いので、ペーサーの後ろには大集団が出来ます。風が強い日には風除けに良いのですが、補給の度にすったもんだが発生します。そのため、ペーサー集団のちょっと前で走るのが一番良いと思っています。今回はスタートの混雑で出遅れその後追いつくことが出来なかったので、100〜200m先にペーサーの頭についたバルーンを眺めながら終始レースを展開しました。

ペーサー周りの熱気や掛け声に励まされる部分も多いので、次回はスタートの位置取りを早くするか序盤の追い上げでペーサーに近接して(ベストはペーサーの前、ついでペーサー集団内)レース展開をしたいと思います。

体重増はやはりマラソンには不利


ランナーにとって体重は悩ましい存在。トライアスロンの練習でスイム、バイクを追い込んで行うと上半身と体幹の筋肉量が増え、どうしても体重が増加してしまいます。筆者も前走のサブ3を達成したマラソンから比べ、59kg→61kgと2kg増でレースに臨みました。結果「体重1kg=マラソン3分遅れ」の定説通りの結果になってしまったのですが、体幹の筋肉増の効果で体重増は打ち消せるのではないか、と甘く考えていた所があります。

やはり上半身の筋肉量増とはいえ体重増の後半の脚へのダメージは大きく、体重増に応じたトレーニング・シューズの工夫などの対策を今後考えて行きたいと思います。

まとめ

タイムは目標通りには行きませんでしたが、やはりレース固有の緊張感・高揚感は楽しいですね。引き続き機材やトレーニングに拘りながら、トライアスロンとマラソンを両立させ、次に走るレースではサブ3に返り咲きけるよう頑張ります。


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