東京マラソンEXPO2018で出会ったアイテム達①(シューズ編)

東京マラソンEXPO2018で出会ったアイテム達①(シューズ編)

tokyo marathon 2018

本日から東京マラソンEXPOがスタート。幸いにも今年はランナーとして参加する機会を得ましたので、仕事の合間を縫ってビックサイトへ。色々なメーカーが出店してましたが、機材レビュー目線で興味を惹かれたアイテム達をご紹介。まずはシューズ編から。

ASICS:ランシューズにもBOAダイアルの流れ。次はレーシングモデルに搭載希望!

Asics boa

大御所ASICSブース。メインスポンサーということで最も大々的に出店していました。専有スペースは小さかったですが個人的に最も気になったのが写真のBOAダイアル搭載シューズ。トライアスリートでもある筆者はロードバイクも嗜んでいますが、ロードバイクシューズではミドルレンジ以上のほぼ全てのシューズにBOAダイアルが搭載されています。

BOAダイアルとは、写真の「BOA」と書かれたディスクを回すことでシューレース全体を締め付けるシステム。ダイアルをかなり細かく調整出来るためフィット感の微調整が可能です。ロードバイクではかなり激しく踏み込んでもBOAダイアルが緩むことがないためランでダッシュをしても問題ないでしょう。

キャタピランを愛用している筆者はランシューズのフィッティングにはかなり拘りがあります。BOAはランシューズのシステムとしても有効ではないかと感じていたため、ASICSの採用により今後各メーカーで採用が進むことを期待します。

これまでもニューバランスのFuel Coreや、他社のスローペースでのジョグ用シューズへの採用は知っていました。しかし激しい動きを伴う高速レース用シューズこそフィット感が大事。このGEL451というモデルも3.5時間~4時間がターゲットとのことですが、もう一歩進んだトップモデルにも是非BOAを採用して欲しいところです。

tarther japan

これはターサージャパンの東京マラソン限定モデル。ASICSはデザイン面がネックでしたがこの色味はカッコイイです。ソール裏までALLブラック。

On:シューズメーカーではAsicsに次ぐ規模の展示。しかし新作は無し

Tokyo marathon 2018 expo

続いて筆者の現在のメインシューズであるOnの展示。かなりのお客さんで賑わってました。ブログを愛読しているOn Japan駒田社長やグローバルの共同創業者オリヴィエ氏には会えましたが新しいシューズの展示は無し。東京マラソンはクラウドフラッシュで出走予定ですので完走後にレビューを書きたいと思います。

サッカニー:最近露出が増えてきて少し気になるアメリカの名門

アシックスが公式スポンサーということで、ミズノ・アディダス・ナイキらの出展は当然無く次はサッカニーです。アメリカでの知名度に比して日本ではマイナー感が拭えませんが、雑誌レビューで見かける機会も増え、なんとなく気になる今日このごろ。こちらはスピードモデルのFASTWITCH8です。

ミッドソールを省略した作りで持った感じも軽量。ソール裏はシャンクを用いないシンプルな作りで、手で曲げてみるとかなりの屈曲性でした。

試走会などで機会があれば履いてみたいシューズ。バランスは良さそうですが、特に際立った特徴が無さそうにも見えますね。。。

YONEX:ロードバイクに次いで、ラン業界でも伏兵として頑張って欲しい

最後はYONEXです。失礼ながら「ランシューズ作ってるんだ」というのが初見の印象。しかしロードバイク業界では新参ながら長年のカーボン製造技術の蓄積から、(デザインはともかく)性能面では一気に国産メーカートップに踊り出た存在。ラン業界でもNIKEズームフライヴェイパーのような高反発カーボンソールを開発して、大外から一気に駆け抜けて欲しいところです。

現状はトップモデルでもキロ5~7分ペースとクッショニングモデルが中心ですが、今後のシリアスなレースモデルの登場に期待。

ランシューズ編はここまで。その②ではその他のギアをご紹介します。

 


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